2005.「リビエールが贈るユーロの花束」 
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オランダ王国
Kingdom of the Netherlands

国花  チューリップ
イメージカラー  

 

チューリップ物語

オランダの国花といえばチューリップです。1634〜1637年の4年間オランダは「チューリップマニア時代」といわれ、人々はこの花に夢中になりました。変化に富んだ色彩がコレクションの対象、ステイタス・シンボルとなったのです。新種や珍しい品種は高値で売買され投資の対象になったほどです。 16世紀、トルコにやってきたオランダ人大使ウシェー・ギスレイン・ブスベクは、はじめて見る美しい花の名前をたずねたところ「テュルバン」と言われました。じつはトルコのターバンのことで、たずねられたトルコ人がかんちがいして答えたのでした。これがチューリップという名前になったといわれています。

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在日オランダ大使館http://www.oranda.or.jp/index/japanese/

「日蘭:花卉球根と球根植物400年」抜粋

資料

ジャパン・フラワーバルブ・オブ・ザ・イヤー賞
オランダ国際球根協会では、毎年新たな球根品種の楽しみ方をご提案するため、年毎にお薦めの球根花を一種類選出する「フラワーバルブ・オブ・ザ・イヤー賞」(Flower Bulb of the Year 略称:FBY)を設定しております。そのなかでも、日本の市場動向やトレンドを考慮に入れ、選出したものを「ジャパン・フラワーバルブ・オブ・ザ・イヤー賞」(Japan Flower Bulb of the Year 略称:JFBY)といいます。JFBYは2000年より実施しています。
4回目に当たる、2004年JFBYにはチューリップ’バレリーナ’が選ばれました。
<チューリップ’バレリーナ’の特徴>
’バレリーナ’は草丈が高く、ほっそりとした優美な花姿は印象的で、その花姿からダンシングクィーンとも呼ばれています。ユリ咲きの品種グループの中で人気が高く、チューリップの中でも香りがよい品種の1つとされています。1980年に発表された比較的新しい品種で、切り花としての利用に非常に適しています。
<コンビネーション>
’バレリーナ’は宿根草との組み合わせに適しており、ボーダー植えにした時、もっともその存在感を示します。草丈が30cmほどで、強風にも耐え得る丈夫な植物と組み合わせるとよいでしょう。バレリーナと同時期に咲くオレンジ色の花はほぼないと言ってもよいため、少し植えるだけでも印象的です。

オランダ国際球根協会
http://www.kyukon.org/templates/dispatcher.asp?page_id=18179&item=48

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チューリップの特徴 
  花の色 多数あるが、青色だけがありません
  花の形 チューリップの花びらの開閉は温度の影響を受けやすく、気温が高いと花びらが大きく反転するものが多い。
たくさん養分を蓄えた大きな球根ほど花が大きい。
  花の種類 パーロット咲き、
フリンジ咲き(花びらの縁に細かい切れ込みが入る花の形)
八重咲き(花びらが幾重にも重なって咲く花の形)、
ユリ咲き(花びらが細長く、先端が外側に反り返りユリのような花の形)、
枝咲き(一本の茎から分かれて、数輪の花を付ける)など
  芳香性 チューリップは比較的、香りがないと言われていますが、中には香りの強い品種もあります。
  花の咲き方 2千以上もの品種があり、最近ではチューリップ・クルシアナ・クリサンタなど、原種のチューリップの人気が高まっています。一重咲き、八重咲き、ユリ咲き等、多種類に渡り、色もピンク・白・黄色等。中でも、密かに人気を集めているのが、「黒いチューリップ」で、完全に黒色のチューリップは、まだ開発されていないそうですが、いずれはできると思われます。天真爛漫で優しいイメージのチューリップですが、黒いチューリップとなると、上品で大人の花といった感じです。西洋では黄色い花はあまり好まれず、花言葉もあまりよい意味のものはつけられていませんでした。黄色いチューリップはその典型ともいえます。しかし、澄んだ黄色は春の喜びの象徴で、ぱっと目をひく明るく陽気な花は誰にでも好かれます。
チューリップにまつわるお話
むかしオランダのある町に住んでいた、かわいらしくて、心のやさしい少女に、3人の騎士が恋をしました。騎士たちは少女に気に入られようとして、王冠や剣、宝石、金銀などをつぎつぎと贈りとどけました。はずかしがり屋の少女は、どうしたら良いものかわからなくて困り果ててしまい、花の女神のフローラにお願いをして、自分を一輪のきれいな花に変身させてもらいました。その花は、「王冠」の花びら、「剣」の葉、「黄金」の球根をもっていました。やがて、人びとはその花のことをチューリップと呼ぶようになりました。可憐なチューリップは、こうして生まれたのです。

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フラワーデザイングループ
 リビエール

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