2005.「リビエールが贈るユーロの花束」 
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ギリシャ共和国
Hellenic  Republic

国花 オリーブ アカンサス 匂いスミレ
イメージカラー ブルーグリーン

スミレの冠

かつてアテネは「スミレの冠をかぶった都市」と呼ばれていました。ギリシャ神話では様々な神に捧げる花綱(ガーランド)が冠として描かれています。女神フローラの花の羽衣が西風ゼフュロスの優しい風になびくようにようにリボンを翻した花束にまとめました。ギリシャの神々が住むというオリンポスの山はこんな花咲く丘だったのかもしれません。

資料

在日ギリシャ大使館http://www.gr.emb-japan.go.jp/index.html

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アカンサス Acanthus
ギリシャの山野に自生。
ギリシャ時代に生命力を象徴する植物とみなされ、ギリシャ神殿などに用いられたコリント様式の柱頭部分の装飾、彫刻、壁画にデザイン化。
アカンサスの花は前5世紀のアテネの彫刻家カリマコスの考えた装飾デザインの元とされている。
ギリシャ神話:アポロンとアカンサスという娘の話
  太陽の神アポロンに求婚された娘が拒み近づいてくるアポロンを爪で引っかいたので、爪のようなとげのあるアカンサスに変えてしまったという話。
オリーブ
野生種を5000年から6000年前に栽培するようになり、フェニキア人ついでギリシャ人さらにローマ人が広めていった。
ギリシャ神話:アテナとポセイドン
  ゼウスの額から生まれた女神アテナと海の神ポセイドンが「アッティカ」の地の主導権争いをした時ポセイドンは「三つ又の矛」を投げつけ海水を噴出させ、アテナはオリーブの木を植えアッティカの人々に貢献した。ゼウスはアテナを選んだという話。
古代では競技の勝利者に栄光のシンボルであるオリーブの冠を与えた。
匂いスミレ
古代都市アテネのシンボルで、結婚式の時にこの花の冠をかぶった。
ハイネは「碧い春の眼」と詠い、
13世紀始めのウィーンの宮廷では三月ドナウ川にスミレを探しに行き見つけたスミレを棒の先にさしてその周りで踊る習慣があった。
ゲーテはスミレの種をポケットにしのばせ散歩の最中に道端にまいていたとか。
ヨーロッパでは春の使者として愛されていた。春の女神の足跡から春一番のスミレが芽生えるといわれている。

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フラワーデザイングループ
 リビエール

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