イタリア研修「現代に受け継ぐエトルリア黄金の遺産」

日時 2016年7月11日〜18日
「欧州花の文化・デザイン研究会」ではローマ・ケルト・ハプスブルク・修道院など彼らが残した文化遺産をベースにデザインを起こしてきました。今回はエトルリアに焦点をあて、紀元前8世紀から綿々と引き継がれている「現代のエトルリア技術」をトスカーナでリサーチして参ります。

題名や写真をクリックしてください。写真を各ページでご紹介しています。

アレッツオの サン・フランチェスコ教会

近年 フランチェスカの聖十字架伝説のフレスコ画が修復されたので見てきました。
教会内部に描かれたフレスコ画はまるで絵巻画のようです。
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黒と白の縞模様

これらの写真の共通するのは黒と白の縞模様です。フィレンツエでの滞在中あらゆる場面でこの模様を見ました。
 この黒と白の大理石の縞壁はリグーリアの教会建築の特徴。アラブ起源の東方スタイルといわれています。
お皿の模様にも帽子にも様々な部分にこの縞を見ました。
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トスカーナの花をテーマに

青い空にチェリーピンクのブーゲンビリアの花をいたるところで見ました。そして 映画「トスカーナの休日」の舞台となったコルトーナではヒマワリのブーケを持った花嫁。
トスカーナでは鮮やかな色が似合います。
ウフィツィ美術館ではレオナルド・ド・ダヴィンチの「受胎告知」に足元には八重のユリでしょうか?色のない世界ですが
花の色を感じることができます。
ボッティチェリの「春」の足元にはこんな可憐な花達も描かれていました。
トスカーナの大地にしっかりと根を置いて咲く小さな花も見落とせません。
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麦とパン

幼子イエスの枕が麦の穂で描かれていたを見てパラパラと様々な思いを持ちました。というのは ドイツのクリスマスケーキといえばシュトーレン。これは「イエスの枕」の形といわれています。なぜ? 麦から作られるパン このパンはキリスト教では大切なシンボル。何気なく枕をイメージしていたのがこのように麦の穂の枕を見て初めてシュトーレンの意味が理解できました。
その後は 麦畑を見ても オリーブの木で作られた皿に盛られたパンを見ても 様々な形のパンを見ても 麦とその地域の空気とその発酵によって作られるパンに神秘さを抱くようになってしまいました。これはトスカーナ現象でしょうか?

麦は又 パスタ も作られます。スパゲッティ・・・しかしスパゲッティは絵画には描かれないのはなぜでしょう?
発酵によって形が変わる 変容することが大切なのでしょうか?ブドウが発酵によってワインに変わる 発酵食品の大切さを
こんなところで納得してしまいます。
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フルーツ

ホテルのお部屋にフルーツが毎日お皿に盛られていました。もちろん食べれます!その盛り方がナプキンを丸くバスケットの
ように見立てて包んだ光景がどこかでみたような・・・そうです カラヴァチオのフルーツ画にも登場していました。
円形バスケットにフルーツを盛る事は イタリアでは「歓迎」の意味があったと聞いています。
確かにポルトヴェーネレのレストランで見た巨大なフルーツケーキも丸型でした。

そして イチゴも欠かせない存在でした。セロリーの先にはエビに見立てたイチゴが・・・
野苺も立派なデザート。
ジェリーにもイチゴは欠かせない存在です。
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フラワーデザイングループ
 リビエール

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