通信教育

ミルフルールの花束

通信受講者から送られた写真・コメントを見て、木嶋先生が書かれた指導内容。

2回目のシェーネアルバイテン写真ありがとうございました。
　金属板に細いブリオンを丹念に巻きつけていく作業　初めて作るシェーネアルバイテンの　醍醐味を味わうことができましたでしょうか？　今回のように立体的な器を作る事も出来るので様々な場面に応用してみてください。

　　極細ブリオンを伸ばしながら金属板の粘着を利用して巻いてきますが　もう少しブリオンをのばしても良いかもしれません。この部分は手加減の具合なので完全に伸ばすわけではなく　多少のうねりを残す程度の加減です。極細ブリオンは10cmから15cm程度でカットして伸ばしながら巻く方が絡まらず結果美しく巻く事ができます。極細ブリオンは追加しながら巻き留めます。

　ドライフラワーの扱い方は慣れておられますね。コナコピアのアンバランスなデザインにドライフラワーを上手にカットしてまとめられていました。シェーネアルバイテンで使うドライフラワーの扱い方は今後も参考にしてください。
小さな世界ですが植物の持つ味わいが金属と一緒になって互いに相乗効果を出す事ができます。シェーネアルバイテンは金属のテクニックだけではなくドライフラワーの魅力も大切な要素となります。

お写真お送りいただきましてありがとうございました。
通信教育をしていて色々なご要望にお答えすることができるのは嬉しい限りです・・・・

木嶋　眞理子