リビエールギャラリー(1292)

リビエールのドライフラワーデザインは、
欧州花の文化・デザイン研究会のリサーチを通して創造された
オリジナルデザインです。

通信教育

再度添削後のサンプラーリース

通信受講者から送られた写真・コメントを見て、木嶋先生が書かれた指導内容。

受講者より 木嶋先生から

サンプラーリスですが、ご指摘のアイビーを直してみました。3枚のうち中央の葉が特に目立っているように感じましたので、角度を斜めにして小さく見えるようにし、ヒカゲを重ねて金属と植物が馴染むようにしてみました。
最初からアイビーをもう少し小さく作ればバランスがよかったかもしれません。

アイビーのアクセントの付け方 まとまりが出てきましたね。アイビーガーランドの中に一つの見せ場を作り全体のリースへとつながっていくのがよくわかります。

額の中で右下部分と左上部分がリボンワークとレース交差 麦のノギでつながっていくのがデザインの強弱としてリズミカルになりました。
作品には見せ場というものがあって初めて人が注目します。綺麗にまとめるのと意図するものをしっかりと見せて全体をまとめるのとでは大きな違いが出ます。

今回のサンプラーリースは一つのサンプルの額として捉えるだけでは見本帳にしかなりませんが 作品として仕上げるにはリースの中に強弱を出してまとめる事を私も添削をしながら感じてきました。
下半分はサンプルのパーツの連続の連続で力強くつながっています。麦のノビで一度途切れたリースのラインが微妙にレース交差でつながってアイビーガーランドで終了する作品です。
この連続はどうしてもアイビーガーランドの部分が下部よりも弱くなってしまうのに上部の部分が同じように場面が大きくなっています。
つまり見せ場は実はアイビーの部分になってくるのでしょうね。添削をしながら私なりに結論を出したような感じです。

シェーネアルバイテンのパーツを並べるだけでは得る事のできない美しい流れと伸びやかさが必要という事。シェーネアルバイテンのパーツを上手に生かしてこれからの作品作りに挑戦していってください。

お写真お送りいただきましてありがとうございました。
通信教育をしていて色々なご要望にお答えすることができるのは嬉しい限りです・・・・

木嶋 眞理子

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