作品を仕上げていく上で一番てこずったのは、やはり今回もバランス(配置)でした。額にセットする時に下2.5cm空けておいたのですが、ピンで固定する際、下にずれていたようです。花やリボンを入れている時点で「なんだかうまくいかない」とは思ったのですが、タイトル紙を入れればそれらしく見えるだろうという甘い考えが最悪の結果に・・・結局全部取り外し、こびりついた接着剤をピンセットで剥がし、取りきれない汚れを隠しながら制作するという三重苦を味わいました。一工程ずつきちんと確認すべきでした。これからはピンを打つときに、下にずれる分を予め計算しておこうと思います。 |
今回のシェーネアルバイテンの技術はニゲラオリエンタリスを半分にカットしてベルに見立てそれにあわせてダブルループをベルの形に作りあげるところ。ドライフラワーと純金銀のドラートとのコラボレーション。自然素材にあわせながらドラートを形作るところがレッスンポイントとなります。ダブルループのカーブがとても美しくできています。ベルが奏でるような動きがでて良いです。むしろバラ3輪が前後感をつけてベルにあわせて動きを多少つけても良かったかもしれません。
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