リビエールギャラリー(714)

リビエールのドライフラワーデザインは、
欧州花の文化・デザイン研究会のリサーチを通して創造された
オリジナルデザインです。

通信教育

通信受講者から送られた写真・コメントを見て、木嶋先生が書かれた指導内容。

クルーエルの刺繍

ブベッセンスの上に乗っている花材の名前はグラネット です。中心のドウダンツツジを分解してしまった…との事。見事に修復!!むしろドウダンツツジをそのまま使うと高さがでてしまうのでこの方が美しいかもしれません。ドライフラワーを分解するテクニックはいかにもリビエール的ですね。

ところで唐草に合わせてラベンダーやグラネットなどで葉を配置している部分 (写真手前)を一部手直してみました。うねるような唐草には必ず互性で葉が付くのが一般的です。互いの葉の距離とリズムがこの部分だけ違っているようです。白く描いてみました。  (つる草)の図柄は植物の生命力を表しています。そして蔓が伸びる為には葉が太陽によってその成長を促し更に蔓の先端にはが咲きます。花の代わりに渦巻を描きます。刺繍の図案では 例えば ザクロ=豊穣 多産 麦=豊穣 チューリップ=豊かさ バラ=愛 等
ヨーロッパで
16世紀〜17世紀にかけて盛んに描かれた唐草の図案は日本では7世紀 中国 (唐)から入ってきたので唐草と呼ばれています。法隆寺にも様々な唐草が描かれています。世界中に唐草の図案があるのは私たちの限りある生命を蔓のぐんぐんと広がって伸びる様にあやかりたいという願いの表れといわれています。世界共通の願いがこのような図案にも見らえるのは興味深いことと思いませんか? 

お写真お送りいただきましてありがとうございました。
通信教育をしていて色々なご要望にお答えすることができるのは嬉しい限りです・・・・

木嶋 眞理子

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フラワーデザイングループ
 リビエール

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