リビエールギャラリー(441)
リビエールのドライフラワーデザインは、 欧州花の文化・デザイン研究会のリサーチを通して創造された オリジナルデザインです。
通信教育
通信受講者から送られた写真・コメントを見て、木嶋先生が書かれた指導内容。
この器はバイエルン地方では一般的な素材。アメリカではシェーカーボックスとも呼んでいます。素朴な素材ですが使い方で様々に変化する器です。バイエルンの宝石箱ではブレードを使って重厚感を出しました。また木の実や香辛料などを使って茶の色のバリエーションで色の引締め効果も出しています。ブリオンの金属の輝きも大切な要素となって素朴な中にも華やかさのあるデザインです。
さて今回内側の布の貼り方に苦労なさったとのこと。糸と針が得意な方にはボンドの扱い方は難しいとも言われますが。 ボンドは竹櫛などを利用して布の間を塗ると細かい部分までしっかりと付きます。 全体的にはホリゾンタル(水平線デザイン)になっていますが紫(ライスフラワー)の色が中央に集まっているのが残念です。先端まで色を伸ばしていくと、なお横長のデザインが強調されます。色の効果も形を構成する上で大切な要素となります。この場合 紫は特に目立つので注意が必要です。
シナモンはテキストでは半分にカットと書いていますが 多少長いタイプが入っていたのかもしれません。長さとしては2.5cm位で充分です。3cm位ありそうに見えますが・・・もう少し短ければシナモンによって急激な斜面ができたのを防げたでしょう。再度カットする場合は割れやすいのでテープなどを貼って固定してからカットするのをお勧めいたします。
お写真お送りいただきましてありがとうございました。 通信教育をしていて色々なご要望にお答えすることができるのは嬉しい限りです・・・・
木嶋 眞理子
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フラワーデザイングループ リビエール
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