リビエールギャラリー(398)

リビエールのドライフラワーデザインは、
欧州花の文化・デザイン研究会のリサーチを通して創造された
オリジナルデザインです。

通信教育

通信受講者から送られた写真・コメントを見て、木嶋先生が書かれた指導内容。

花合わせ

“ねじりの法則”
左右をつき合わせにするのではなく交差させると奥行きがうまれてくる

リースの輪の部分をアレンジすることも一つのデザインです。写真のようにデザインをリースの輪の部分に広げます。そうすると左右でねじりを加えたように離れた位置では見えてきます。これもデザイン的に面白い扱い方になるでしょう。

この方は、自然にリボンでこの“ねじりの法則”を使っています。バッグ上部のリボンの端の向きを見てください。向かって右の先端は外側へ向かい 左の先端は内側へと消えているように見えます。リボンの先端の向きを左右変えること(ねじりの法則)で奥行きのあるデザインを生み出しているのです。
リボンの流れと逆になりますがドライフラワーを右は内側へ左は外側へ消していくとさらに
ねじりが複雑になってより高度なテクニックになります。ぜひ活用してみてください。

デルフィニウムの配置もバランスよくできていますしリボンの扱い方も自然な雰囲気になっていました。横姿も180度の展開を良く理解してバッグの側面まで花をいれているのでテキストを良く理解しながら作成されています。 
デルフィニウムのプリザーブドドライは繊細で本当に美しい花材です。赤いリボンは意外な組み合わせだったかと思います。バッグの布地は、フランス トワルド ジュイ。この赤に合わせてこのリボンを選びました。ブルーのデルフィニウムと赤はかなり色相環では離れた配置です。お互いに目立つ配色なので輪の描き方が難しかったと思います。今回のバッグ型はリースから生まれたリビエールオリジナルのデザインです。

お写真お送りいただきましてありがとうございました。
通信教育をしていて色々なご要望にお答えすることができるのは嬉しい限りです・・・・

木嶋 眞理子

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フラワーデザイングループ
 リビエール

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