リビエールギャラリー(364)

リビエールのドライフラワーデザインは、
欧州花の文化・デザイン研究会のリサーチを通して創造された
オリジナルデザインです。

通信教育

通信受講者から送られた写真・コメントを見て、木嶋先生が書かれた指導内容の抜粋。

白馬亭にて

ザルツブルクの湖水地方に実在するホテル。
このホテルを舞台にオペレッタが作成されました。
様々なロマンスが生まれるホテル。
ここでくりひろげられるロマンスをカップルの木の実達が熱演します。
そんなイメージのリースがこの作品。
リースを形だけ テクニックだけで完成させるのではなく 
自分の思い描く景色 イメージを作品に描くのもリース作りの楽しさになります。
いろんな表情をもつ木の実がまるで個性溢れる登場人物のようにも見えてきたら
リース作りの楽しさも広がります。

このオペレッタの軽やかさは羽や色でも充分伝わりますがもう一つにシルバーのリーフガーランドの扱い方にも特徴があります。緩やかなカーブをえがく秘訣は根元の挿す位置が重要ではなく先端の位置が大事です。ではどのようにすれば緩やかなカーブが作れるのか・・・先端を必ず押さえておきます。それから自分の描きたいラインを作る為にはどこに挿すのか位置を探します。・・・内側のリーフガーランドも同じ。 先端を先に押さえておきます。それからリースの縁に沿いながらクルミや木の実の上でうねるような位置に根元を挿します。右手のリボンは少し下がり気味なのが残念です。もう少しリース上部に持ち上げてみてください。引き締まったデザインになります。これは白馬亭の後ろに連なる緩やかな山々をイメージしています。リボンとリーフガーランドが一つのなだらかな山を描くと良いでしょう。

お写真お送りいただきましてありがとうございました。
通信教育をしていて色々なご要望にお答えすることができるのは嬉しい限りです・・・・

木嶋 眞理子

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フラワーデザイングループ
 リビエール

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