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2015年リビエールのクリスマス講習は光の花束にケルトの文様を取り入れています。三巴文様はケルトでは最重要の文様です。古代ケルトでは「生→死→再生」の3つの永遠の廻りの中に宇宙自然と私たちの営みがあると考えてきました。この「三巴」を「トリスケル」と呼びます。 鶴岡真弓氏(多摩美術大学 芸術学科教授)は(財)日本手芸作家連合会会報(2012年)に下記のような記事を書いています。(以下抜粋)「宇宙自然の絶え間ない廻りへの願いは西はケルト文明から東はインドや中国などのユーラシア大陸の諸民族が共有した生命への祈り 宇宙自然の絶え間ない廻りへの祈り が込められた普遍文様と言えます。」 「日本には武家の紋や神社の紋などにも用いられていますがはるか以前の古墳時代の剣の柄の装飾にも使われています。龍や鳥の動物文様の形態にも渦巻きや三巴の構造が現れています。」 トリスケル文様を描く時,私たちは共通する生命への願いを感じることが出来るのではないでしょうか。 木嶋真理子
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光の花束 |
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鶴岡真弓氏(多摩美術大学 芸術学科教授)(財)日本手芸作家連合会会報(2012年) |
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