リビエールは常に「文化に裏づけされた植物のデザイン」を追究しています。
植物のもつ生命力と自然が生み出すフォルムや色のすばらしさに魅せられて25年、想いを同じくするメンバーと研鑽を積んでまいりました。
今回はオーストリアの宗教的工芸であった「クロスターアルバイテン」の素材と、まったく違った植物を融合させ新しいジャンルとして創造した「シェーネアルバイテン」を使用してみました。本来修道院の閉ざされた工芸が花とジョイントした結果、それもドライフラワーだけでなく、フレッシュな素材とジョイントするという新たな試みの結果、私たちのいつもの暮しにシルバーやゴールドの輝きが放たれました。鉱物の金銀も植物も自然の美しい創造物、ドラートの1本1本を編みこみ、花一輪一輪をアレンジして生まれる世界は、ホッとする懐かしい空間であり、それでいてやはり自然が織り成す未知の空間でもあるような気がします。花に導かれて発見する世界・・・それは興味の尽きることがない拡がりを持っているようです。 |