高等科2 クルーエルの刺繍
(文様のデザイン)
1600−1700年頃英国の刺繍はイスラムの「生命の木」のデザインとヨーロッパの花のモチーフ・唐草の文様の総合的な刺繍(CREWEL
WORK)がブリオン・ウールの糸 スパンコールやビーズ ブレードなどと一緒になって展開しました。一方16世紀のイスラムの世界でも様々な文化が花開いていましたがその中でもチューリプを文様化した絨毯やタイルまた衣装の刺繍は見事なものでした。衣装のアップリケを縁取ったブリオンのようなコイル状の金属の糸は刺繍糸として使われていたのです。このようにブリオンは16世紀から刺繍の糸としていたる所で使われていたようです。
額や宝石箱に様々な文様を描いてドライフラワーとブリオン・ペルルデュロートでデザインしてみましょう。
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