サズ様式のチューリップから

  
オスマン帝国時代にサズの技法によってチューリップはよく描かれています。
サズ=森。地中海気候のトルコには森に神秘性が感じられたのでしょうか。森の中に生息するであろう動物、植物、何か特別な場所として位置付けていたのではないかと推測します。そこで私たちは柳の枝を立体的に組み直して、森に見立て、植物のアレンジを致しました。柳のリングはチューリップの花留めとして有効に使います。最後にフレンチリボン、コサージュリボンを作り色を加えつつメカニックスを隠します。